買い物があって隣町の繁華街に行った。
平日昼間だというのに結構な人出
(みんなマスクしてるけど)。
いいぞ、いいぞ~~~と思いながら歩く。
緊急事態宣言の延長で閉まっていると思っていた
ショッピングセンターがオープンしていた。
ちょっと様子を見に店内に入ったら、
ファッション売り場に「15%オフ!」のPOPが。
おおお~~~、素晴らしい。
あ、こっちにも「オフ」、あっちにも「オフ」。
結局、ウィンドウショッピングで全部の階を
制覇してしまった。
ふー疲れた。
向かいの百貨店もファッション売り場の多くがオープン、
人の出入りがそれなりにあった。
小池都知事は当初、生活必需品以外は休業せよと
要請していたが、12日以降、宣言が延長されると
百貨店の服売り場なども軒並み店舗を開けた。
そりゃそうだ。
何が生活必需品かなんて人それぞれ。
新しいワンピースが必要になるときもあるだろうし、
ゴルフウエアがどうしても必要になる人だって
いるだろう。
真珠のネックレスが必要な人もいる。
あらゆる客の要望に応えてこその百貨店だ。
私の用事はショッピングセンター内の
100円ショップだったけれども。
ところが都知事、今度は豪奢品は
生活必需品ではないと言い出した。
いや、だからそれは人それぞれ。
都知事が決めることではない。
一体何をしたいのだろうか。
感染拡大防止が大義名分だったはずだけど、
そのうち「人流」の抑制が目的になった。
手段が目的と化した典型的な例だ。
その「人流」とやらを抑えるために
今度は豪奢品は生活必需品ではないと言い出す。
決定的に論理が破綻している。
そりゃ豪奢品はスーパーと違って
毎日多くの人が通うような場所ではない。
だからそこに行く人を抑えたところで、
「人流」の効果的な抑制にはつながらない。
迷走ここに極まれり。
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